STIHL チェンソー 088
お電話にて、今からスチールの088という機種を持って行きたいけど見て頂けますか?とのご依頼。
期待が古く大型機種ですので、「その場で出来る事は限りが有りますが診ます!」とお返事すると30分位で来店して頂けました。
下の写真がSTIHL社製のエンジンチェンー088
山で伐倒した後にその場で製材をやっていたが、アクセルを吹かすと停止する様になったとの事でした。

エンジンは121㎤で、機体は10kg近くの重量が有る大型機種です。
以前084という機体を修理した事は有るのですが、この機体は初めて。
お急ぎでしたので、簡易点検から。
エアーフィルターをチェックし、その後に燃料フィルターをチェックすると、酷い詰まり具合でした。燃料フィルターを吸っても全く吸い込めません。
燃料タンク内を清掃し、燃料フィルターを交換して、再始動してアクセルを吹かして頂いたら、さっきまでとは全然違う!との声。
すぐにお持ち帰りたいとの事でしたので、今回はここ迄のチェックで終わりました。
現場でバリバリ活躍してくれていればよいのですが。というかこの機体がどういう風に使われているのか、現場を見学してみたい気持ちで一杯です(笑)
緊急対応も出来る限りお応え致しますのでご相談下さい。※パーツ交換が必要な場合、在庫が無ければ取り寄せが必要になります。
もちろんスチール社だけではなく、ハスクバーナ/KIORITZ/ゼノア/新ダイワ/やまびこ/ECHO/リョービ/日立/マキタ などなど、各メーカーの機体も承っております!
MS170/MS170-CEのエンジンの掛け方
スチール社のエンジンチェンソーの起動方法を説明したいと思います。
今回はMS170の機体を使ってご説明します。機種によってはこの形状と若干事なる場合も有りますが、一番の基本はこの機体だと思います。
何故わざわざこんな記事を書くのかといいますと、他のメーカーさんのエンジンチェンソーは電源スイッチとチョークレバーは別に付いているのが殆どなのですが、スチール社のチェンソーは電源スイッチとチョークが同じコントロールレバーで操作する様に設計されているからです。
初めてスチール社の製品を使うと戸惑う方もいらっしゃいます。
ですが、やりたい事(エンジンが冷えた状態の)は他のエンジン製品と全く同じ。
①チョークを引いた状態にする。
②初爆音が聞こえる迄スタータロープを引く
③チョークを解除する
④エンジンが始動する迄スターターロープを引く
という事ですが、操作がやや違いますので最初からご説明します。
下の写真の黄色枠内のレバーが「マスターコントロールレバー」と呼ばれるもので、電源スイッチもチョークもこのレバーひとつで操作が可能です。
上から1段目が停止(電源OFF)状態、2段目が運転の時の状態、3段目が初爆後に始動させる時に使う状態、4段目がチョークを引いている状態です。

いかがでしょうか。ひとつの操作系でコントロール出来ますので、慣れればとても楽でシンプルに感じます。とても良い機構です。
ですが、初めてこの機体を使われる方は戸惑われると思います。
2段目へはレバーをカチッと下に押せば良いのですが、4段目の冷機始動(チョークを引いた状態)のポジションへレバーを動かすには、下記の様な手順が必要です。
①手の平と人差し指を使ってロックアウトとスロットルトリガーを一緒に手で握る
②握ったままの状態でコントロールレバーを下に押すと4段目へセットできる。
スロットルトリガーとロックアウトを同時に握りながらでは無いと4段目へはおりません。が、無理やり力づくで4段目へ動かしてしまう方も居ます。だいたいコントロールレバーが壊れて修理に運ばれてきます。くれぐれも無理やり操作しないで頂きたいと思います。
4段目の位置へコントロールレバー移動しチョークが効いた状態になりましたので、スターターロープを引きます。
この時にいきなり力任せに引かず、最初はゆっくりと引いて下さい。写真の位置くらいまでスッと引けると思います。このあたりで負荷を感じたら、そこから一気にロープを引きます。

スタートロープを数回引くと、エンジンがブルっと音を立てます。これを初爆と言います。この音を聞き逃さないでください。初爆が聞こえたら、チョークを解除します。
4段目から3段目へ1つレバーを上げます。これはスロットル等は握らずに上がります。
これでチョークを解除しましたので、スタータロープを引きエンジンを掛けます。
この3段目が何なのか良く分からないと言われるお客様が結構いらっしゃいます。
先ほどチョークを解除出来たと書きましたが、実はこの3段目は半分程チョークが効いている状態なのです。つまりエンジンの始動をスムーズに行う様にする為の3段目です。が、3段目の状態でエンジンを掛けると、エンジンが勢いよく吹け上がることになります。刃も回転します。起動時にはチェンブレーキを掛ける様にとマニュアルに明記されております。
さて3段目の位置でエンジンが掛かりました、エンジンは高回転状態です。最初はちょっとびっくりするかも知れません。が慌てずにスロットルトリガーをひと握りしましょう。
そうすると自動的にコントロールレバーが3段目から通常モードの2段目へと移動してくれます。スロットルトリガーを離せばアイドリング状態になり刃が止ります。
この2段目が作業時に使用する位置です。

電源をOFFにする時は1段目へレバーを動かしてください。
以上がエンジンが完全に冷えている状態からの起動方法です。
エンジンが温まった状態でエンジンを再始動する時は、コントロールレバーは2段目にセットした状態でスターターロープを引いて下さい。ここ大事です。
温まった状態なのに4段目に合わせてスターターロープを引くと、燃料を吸い込み過ぎてスパークプラグが濡れてしまい起動しなくなります。かぶるという状態です。(暫く放置して乾くのを待てばまた掛かります)
連続して作業を行う時は、2段目しか使いません。

スタートスイッチの説明だけでとても長くなってしまいました。
対面で販売する際には繰り返し説明するのですが、買って暫く使う機械が無くいざ使おうとした時に、この操作系が分からず、起動しない!とおっしゃるお客様がちらほらいらっしゃるのも事実です。マニュアルにも明記してありますが、私なりに分かりやすくお伝えしようと記事を書いてみましたが、ゴチャゴチャし過ぎました💦
見て頂くの一番なので別途動画も作ってみようと思います。
纏めます。
エンジンが冷えた状態での起動 ①ロックアウトとスロットルトリガーを同時に握る ②握ったままコントロールレバーを4段目へセットする ③初爆が聞こえる迄スターターロープを引く ④初爆が聞こえたらコントロールレバーを4段目から3段目へ上げる ⑤始動する迄スターターロープを引く ⑥スロットルトリガーを握る→自動的に通常位置へ移動する 連続作業中の起動 ①コントロールレバーを2段目へセットする ②スターターロープを引く ③スロットルトリガーを握り作業をする
他製品も当然ですが、チョークを使いすぎると直ぐにかぶったという状態になりエンジンが掛からなくなりますので、ご注意ください。
マスターコントロールレバーについて追記 ●4段目へセットする時は、最初にロックアウトとスロットルトリガーを握る事 ●上から下へ下す過程では3段目のポジションには入らない(4から3へ上げる時のみ) ●4段目の状態ではスロットルトリガーは握れない(無理に握りこまない事) ●3段目の状態でスロットルトリガーを握ると自動的に2段目へ移行する ●力づくで操作するべからず
以上です。なんだか難しい記事になりましたが、慣れればとても簡単で便利だと感じて頂けるハズですので、最初だけ慎重にマニュアルや当記事を読んでマスターして下さいませ!
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YOUTUBEにも動画をアップしました!
相知くんち
10月19日から21日の日程で「相知くんち」が開催されました。
うちの社長はいちおう本部部長という肩書き。この二週間準備に奔走しておりました。それだけに晴天に恵まれ無事終了出来てほっとしております。
相知くんちの山笠。立派な山笠を綺麗な衣装を纏った子らが山を引きます。
私は山笠は引いていませんが、羽熊行列(大名行列を模したもの)に参加しました。
20日の朝7:30に集合し着付けから。帯を締めると身も心も引き締まります。

9時から熊野神社での神事が厳粛に執り行われます。

その後11時から行列が始まります。

行列が終わってからは、くんちをされているご家庭を皆で回り、ご馳走を頂きました。

鳥の叩きや茶碗蒸しを出してくれるお宅やカレーや瓦そばを出してくれるお宅もあります。とても暖かい御もてなしに感謝するばかり。

ご馳走を頂いた後は、家主さんの前に整列し、皆で羽熊独特の掛け声と足踏みをします。
訪問したご家庭の家内安全や商売繁盛を祈念する意味合いが有ると思います。
羽熊隊が来る事は縁起物というイメージでしょうか。
私はご馳走を頂ける事もそうですが、この一連の行為がとても好きです。
また来年も羽熊の一員として頑張りたいと思います。ヤッホイ。

やっほい
本年も「相知くんち」の開催日が迫ってきました。
(10月19日が宵山、20日が羽熊行列と山笠巡行、21日が山笠巡行と子供羽熊)
私は羽熊行列に参加します。
本番に向けて約2週間練習を積み重ねております。
今年は2名の新人さんが加入されました。
先輩方から後輩へ、伝統芸能を引き継いでいきます。

といっても体育会系な雰囲気は少なく、みんな優しい方ばかり。
2年目の私も細かい所作等再点検しながら練習に励んでおります。
新たな参加者来たれ!
やっほい
草刈機のパワー不足(エンジン内部の傷)
背負い式の草刈機も修理のご依頼を多数頂きます。
お客様は「回転数が安定しない/アクセルオフにするとエンジンが停止する」と言う事をおっしゃっていました。
始動させてみます。リコイルスターターを引っ張った感じで手応えが弱いと感じましたが、エンジンは掛かりました。が、高回転域も弱いですし、低回転にするとストンとエンジンが停止してしまいます。
プラグ→エアーフィルター→燃料フィルター→燃料ホースをチェックしましたが異常が無かったのでマフラーを取り外して見ました。マフラー自体や排気口は問題が有る程カーボン付着はありませんでした。排気口からピストンを見ると、排気側(マフラーが付いている方)に目立った傷は確認できませんでしたが、ピストンを下死点に動かすと、吸気側(キャブレターが付いている方)のシリンダー内部に傷が見えました。
シリンダーを取り外し内部のチェックをする事にしました。
ビス4本を外し(六角レンチを一本折ってしまう程一本固結していました涙)シリンダー取り外します。

シリンダを取り外すと下の様にピストンが剥き出しになります。下の写真はピストンの排気側を映しています。黒く変色はしていますが、目立った傷は入って居ません。
逆の吸気側を見ると、写真の様に縦の傷が無数に入っています。手で触るとボコボコした感じも分かります。

シリンダー内部も吸気側と排気側では違いがはっきり分かります。
写真左の吸気側は傷だらけです。

おそらくエンジンの焼き付きというよりはエアーフィルターが付いていない状態で暫く使った為に、キャブレター側から異物が混入してしまった結果では無いかな、と思います。
運ばれて来る古い機械にはエアーフィルターが付いていなかったり、フィルターがボロボロに崩れていたりする事も珍しくありません。エアーフィルターはとても大切ですので定期的に確認・清掃をお願いします。
ここ迄傷が酷いと、ピストンとシリンダーの交換が必要になります。
この機種のピストンKITが約5,000-、シリンダーが約10,000-と部品代だけで15,000-も掛かってしまいます。工賃を含めたお見積りを打診し、「そろそろ買い替え時期だと思います」との私見をお伝えした所、KIORITZのRME2630をご購入頂きました。快くご購入頂きありがとうございました。
エンジンの焼き付きでも同じような傷が入ってしまいます。
エンジンの空冷が機能するようにエンジン回りを清掃する、メーカー推奨の2サイクル用エンジンオイルを使用する、空ぶかしを長時間しない、長時間の連続使用後は暫くアイドリング状態にし温度を下げてからエンジンを停止する、等に気を付けていただければ焼き付きが発生する可能性はグンと下がると思います。
ご購入後に取扱説明書を熟読される方は少ないと思うのですが、大事な事がたくさん書いて有ることに気が付きます。安全と機械寿命を延ばす為の知識を持って使用しましょう。
※本来は機械を購入頂く際に販売店がしっかり説明する必要があるのですが、なかなか聞いて頂けなかったり、一度の説明では理解いただけ無い事が殆どです。。
稲刈りシーズン
我が町、相知町の「蕨野の棚田」も稲刈りシーズンに入りました。
草刈り作業中にさっとスマホで撮った写真ですが、こうして見ただけでも美しい里山だと思います。

後継者不足等の理由で荒れている棚もちらほら出てきているようです。この光景も永遠の物ではないのですよね。
こちらは出張でコンバインのキャタピラ交換をしている時の一コマ。
稲刈前に点検していたらキャタピラに大きな亀裂を発見されたとの事で、急遽ご依頼頂きました。

この機体が終わったら直ぐ違う現場へ移動してコンバインのVベルトの交換を。
コンバインの修理は、私(息子)一人では難しい作業です。機種毎にちょっとした勝手が違うので何かと問題が発生してしまいます。。とにかく現場で数をこなしてマニュアルを読むの繰り返ししか在りませんね。
草刈り作業が無事に完了される事を願っております。
暑中お見舞い申し上げます
今年も暑さが猛威を振るっておりますね。
我が社の修理スペースもかなりの暑さになってまいりました。
こまめな水分補給と休憩を入れながら頑張りたいと思います。
3連休の最終日に甥っ子が遊びに来たので、近くの沢へ泳ぎに連れて行きました。
海とは違ってべた付かず水が冷たいのが良いのですが、1hも遊んでいたら体が冷えて寒そうにしていました。

難点といえば虫刺され(虻やブヨ等)で痒くなるくらいでしょうか。
また安全にも気を配らなければなりませんね。
チップソーの研磨
猛暑日が始まりましたが草刈りシーズンですね。暑い中ご苦労様です。
草刈り機本体も運ばれてきますが、刃の研磨のご依頼も頂きます。
八枚刃の研磨は依然取り上げましたので、今回はチップソーの研磨を。
ご依頼頂いたチップソーですが正直綺麗です。念のため使わせて頂きましたが、生い茂った場所でなければ十分作業可能なレベルです。本来、切れ味が悪くなる前に研磨を行うのがベスト。このお客様は機械の扱いも丁寧なのだろうなぁと想像しながら研磨を実施させて頂きました。
専用の器具で研ぎます。八枚刃の研磨機とは違う器具です。

研いだ刃の比較写真です。やや分かりづらいですが、黄色枠の刃と比べて赤枠の中の刃の方ががしっかり尖っている(目立て出来ている)事がお分かり頂けると思います。
最初は綺麗に見えた刃も、目立て後の刃と比較するとかなり丸くなっていた事が分かります。
柔らかい草等もスパスパ切れる様になりました。
古くなった刃はチップが欠損している場合がありますが、その部分は研磨は不可能です。欠損が多くなった刃は新品と交換しましょう。
いくら機械の性能が良くとも、刃が悪ければ何にもなりません。
切れない刃で作業をすると機械本体だけでなく作業者様の体にも悪影響を与えますので、切れ味鋭い刃で安全作業を!
当店ではチップソー研磨も承っております。
チェンオイルの供給不具合
KIORITZのチェンソーの刃の目立て(研磨)とチェンの張り調整のご依頼を頂きました。刃はだいぶん摩耗しておりチェンもユルユルでした。目立てを終え、試し切りをさせて頂こうとエンジンを始動、チェンからオイルが出るか確認してみると、あれっ出ない。
正常な状態なら、エンジンを回転させれば下の写真の様にチェンオイルが吐出された事が分かります。やや見えにくいですが、バーの下の紙が濡れている事が分かるかと思います。切る木材の上で良いので、作業をする一番最初にはチェンオイルのタンクの量と共に、刃の先からオイルが出ているか確認をお願いします。

刃へオイルが供給されない状態で作業を行いますと、チェンとバーの潤滑が出来ていない状態ですので、摩擦が大きくなり刃とバーが焼き付きを起こしてしまいます。この機体に付いていた刃もかなり傷んでおりました。かなり無理をして作業をされていた事と思います。
さて、修理です。何処がネックになっているのか調べます。先ずはチェンオイルのタンク内の汚れやフィルターの目詰まりを見ます。大丈夫そうです。となると、チェンオイルのポンプ回りを見る必要が有ります。クラッチとスプロケットの裏側にポンプはついおりますので、バーとチェンを外し、クラッチとスプロケット(下の写真のバネが3個付いた円状の物が遠心クラッチ)も取り外します。(クラッチは基本逆ネジです。また専用工具が無いと取り外し困難です。)

クラッチとスプロケットを取り外した後が下の写真です。タンクからのホース・オイルポンプ・オイルを吐出するホースが完全に見えるようになりました。青丸⇒赤丸⇒黄丸という順にオイルは流れて行きますので、これの何処かで不具合を起こしている事になります。

青丸と黄丸のホースが破れていたり、ゴミ(木屑など)が詰まっていてオイルの供給を阻んでいる事も有りますが今回は大丈夫でした。
オイルポンプには下の写真のウォームギアという部品が取り付けられています。エンジンを回転させると、スプロケットと一緒にこのウォームギアも回ります。ウォームギアは写真の通り綺麗で問題有りません。となると残すはオイルポンプ本体です。

ウォームギアがオイルポンプのギア(下の写真)を回転させる事でオイルが供給されます。オイルポンプのギアを手で回すとオイルは出てきました。ポンプ本体は大丈夫そうです。

じゃぁ何処がネックなのだ?と首を傾げなが再度チェックすると、オイルポンプのギアの一部が摩耗しておりました。下の写真の部分です。全体では無く、一部だけがすり減っていたので直ぐに気が付きませんでした。

この機種のウォームギアは金属で出来ていて、オイルポンプ側はゴム製でした。機種によってはウォームギアもゴムやプラスチック素材で出来ていて、ウォームギア側が劣化する事も良く有ります。
オイルポンプ側のギアがすり減っていたせいでポンプが動作しなかった様です。原因が特定できましたので、お客様に報告し、オイルポンプを注文させて頂きました。(ポンプの部品代が3、600円。別途送料、+工賃を頂きます。)
新品のオイルポンプをセットし、ウォームギア・スプロケット・クラッチを取り付けてエンジンを起こしますと、正常にオイルが出てきました。

ピントが合わずぼけていますが、オイルがだらだら出てきていますね。
ここから出たチェンオイルがチェンへと伝わり、バーとの摩擦を減らしてくれるお蔭で、カッティング作業が円滑に行われます。
オイル切れや不具合によりチェンオイルが供給されないまま作業をしますと、チェンの損傷、バーの損傷、スプロケットの摩耗へと繋がります。また負荷が増大する事によりエンジンへの負担増(引いてはエンジンの焼き付き)という事態も起こす可能性も有ります。切断前にはエンジンを回転させ、チェンからオイルが出ているか確認する癖を付けましょう。
田植機の出張修理
田植え機の「苗のせ台」が動かなくなったとのご依頼で出張修理に伺いました。
苗のせ台とは、写真の一番右の部分です。この部分は油圧で昇降するようになっています。移動する時は上げ、田植作業時は適度な高さに下げ、保管時は一番下迄下げます。

田植中に動かなくなったとの事。苗のせ台が一番下迄下がっていると移動が困難です。
水田の中での作業では泥んこになりますので、なんとか脇道に出してから作業を行いました。
油圧ベルトがかなり摩耗していましたので交換作業を。
と、簡単そうですが、このベルトに辿り着くのが大変です。本体のカバーを取り、走行ベルトを回すプーリーを取らなくては目的のベルトへ辿り着けません。
現場に特殊工具を持参していなく一度自宅へ帰るなど、悪銭苦闘しながら交換を終え、ミッションオイルを補給。問題無く昇降する様になりました。
一口に田植え機と言っても、メーカーや機種により勝手が違いますから、ちょっとした所で躓くとあっという間に時間が過ぎてしまいます。
なんとか無事に作業終えてほっとしました。
田植作業を快適に完了して頂けると良いのですが。