やっほい

投稿日:

本年も「相知くんち」の開催日が迫ってきました。
(10月19日が宵山、20日が羽熊行列と山笠巡行、21日が山笠巡行と子供羽熊)

私は羽熊行列に参加します。
本番に向けて約2週間練習を積み重ねております。

今年は2名の新人さんが加入されました。
先輩方から後輩へ、伝統芸能を引き継いでいきます。

写真 2018-10-11 20 30 04

といっても体育会系な雰囲気は少なく、みんな優しい方ばかり。
2年目の私も細かい所作等再点検しながら練習に励んでおります。

新たな参加者来たれ!
やっほい

草刈機のパワー不足(エンジン内部の傷)

投稿日:

背負い式の草刈機も修理のご依頼を多数頂きます。

お客様は「回転数が安定しない/アクセルオフにするとエンジンが停止する」と言う事をおっしゃっていました。

始動させてみます。リコイルスターターを引っ張った感じで手応えが弱いと感じましたが、エンジンは掛かりました。が、高回転域も弱いですし、低回転にするとストンとエンジンが停止してしまいます。

プラグ→エアーフィルター→燃料フィルター→燃料ホースをチェックしましたが異常が無かったのでマフラーを取り外して見ました。マフラー自体や排気口は問題が有る程カーボン付着はありませんでした。排気口からピストンを見ると、排気側(マフラーが付いている方)に目立った傷は確認できませんでしたが、ピストンを下死点に動かすと、吸気側(キャブレターが付いている方)のシリンダー内部に傷が見えました。

シリンダーを取り外し内部のチェックをする事にしました。

ビス4本を外し(六角レンチを一本折ってしまう程一本固結していました涙)シリンダー取り外します。

エンジン焼き付き-1

シリンダを取り外すと下の様にピストンが剥き出しになります。下の写真はピストンの排気側を映しています。黒く変色はしていますが、目立った傷は入って居ません。エンジン焼き付き-2.jpg

逆の吸気側を見ると、写真の様に縦の傷が無数に入っています。手で触るとボコボコした感じも分かります。

エンジン焼き付き-3

シリンダー内部も吸気側と排気側では違いがはっきり分かります。
写真左の吸気側は傷だらけです。

エンジン焼き付き-4

おそらくエンジンの焼き付きというよりはエアーフィルターが付いていない状態で暫く使った為に、キャブレター側から異物が混入してしまった結果では無いかな、と思います。

運ばれて来る古い機械にはエアーフィルターが付いていなかったり、フィルターがボロボロに崩れていたりする事も珍しくありません。エアーフィルターはとても大切ですので定期的に確認・清掃をお願いします。

ここ迄傷が酷いと、ピストンとシリンダーの交換が必要になります。
この機種のピストンKITが約5,000-、シリンダーが約10,000-と部品代だけで15,000-も掛かってしまいます。工賃を含めたお見積りを打診し、「そろそろ買い替え時期だと思います」との私見をお伝えした所、KIORITZのRME2630をご購入頂きました。快くご購入頂きありがとうございました。

エンジンの焼き付きでも同じような傷が入ってしまいます。
エンジンの空冷が機能するようにエンジン回りを清掃する、メーカー推奨の2サイクル用エンジンオイルを使用する、空ぶかしを長時間しない、長時間の連続使用後は暫くアイドリング状態にし温度を下げてからエンジンを停止する、等に気を付けていただければ焼き付きが発生する可能性はグンと下がると思います。

ご購入後に取扱説明書を熟読される方は少ないと思うのですが、大事な事がたくさん書いて有ることに気が付きます。安全と機械寿命を延ばす為の知識を持って使用しましょう。

※本来は機械を購入頂く際に販売店がしっかり説明する必要があるのですが、なかなか聞いて頂けなかったり、一度の説明では理解いただけ無い事が殆どです。。

稲刈りシーズン

投稿日: 更新日:

我が町、相知町の「蕨野の棚田」も稲刈りシーズンに入りました。
草刈り作業中にさっとスマホで撮った写真ですが、こうして見ただけでも美しい里山だと思います。

写真 2018-09-13 10 03 25
後継者不足等の理由で荒れている棚もちらほら出てきているようです。この光景も永遠の物ではないのですよね。

こちらは出張でコンバインのキャタピラ交換をしている時の一コマ。
稲刈前に点検していたらキャタピラに大きな亀裂を発見されたとの事で、急遽ご依頼頂きました。

写真 2018-09-14 10 38 29

この機体が終わったら直ぐ違う現場へ移動してコンバインのVベルトの交換を。

コンバインの修理は、私(息子)一人では難しい作業です。機種毎にちょっとした勝手が違うので何かと問題が発生してしまいます。。とにかく現場で数をこなしてマニュアルを読むの繰り返ししか在りませんね。

草刈り作業が無事に完了される事を願っております。

暑中お見舞い申し上げます

投稿日:

今年も暑さが猛威を振るっておりますね。
我が社の修理スペースもかなりの暑さになってまいりました。
こまめな水分補給と休憩を入れながら頑張りたいと思います。

3連休の最終日に甥っ子が遊びに来たので、近くの沢へ泳ぎに連れて行きました。写真 2018-07-16 11 52 49.jpg
海とは違ってべた付かず水が冷たいのが良いのですが、1hも遊んでいたら体が冷えて寒そうにしていました。
写真 2018-07-16 11 47 56.jpg
難点といえば虫刺され(虻やブヨ等)で痒くなるくらいでしょうか。
また安全にも気を配らなければなりませんね。

チップソーの研磨

投稿日: 更新日:

猛暑日が始まりましたが草刈りシーズンですね。暑い中ご苦労様です。

草刈り機本体も運ばれてきますが、刃の研磨のご依頼も頂きます。
八枚刃の研磨は依然取り上げましたので、今回はチップソーの研磨を。

ご依頼頂いたチップソーですが正直綺麗です。念のため使わせて頂きましたが、生い茂った場所でなければ十分作業可能なレベルです。本来、切れ味が悪くなる前に研磨を行うのがベスト。このお客様は機械の扱いも丁寧なのだろうなぁと想像しながら研磨を実施させて頂きました。チップソー研磨_1

専用の器具で研ぎます。八枚刃の研磨機とは違う器具です。

チップソー研磨_2

研いだ刃の比較写真です。やや分かりづらいですが、黄色枠の刃と比べて赤枠の中の刃の方ががしっかり尖っている(目立て出来ている)事がお分かり頂けると思います。チップソー研磨_3

最初は綺麗に見えた刃も、目立て後の刃と比較するとかなり丸くなっていた事が分かります。
柔らかい草等もスパスパ切れる様になりました。

古くなった刃はチップが欠損している場合がありますが、その部分は研磨は不可能です。欠損が多くなった刃は新品と交換しましょう。

いくら機械の性能が良くとも、刃が悪ければ何にもなりません。
切れない刃で作業をすると機械本体だけでなく作業者様の体にも悪影響を与えますので、切れ味鋭い刃で安全作業を!

当店ではチップソー研磨も承っております。

チェンオイルの供給不具合

投稿日: 更新日:

KIORITZのチェンソーの刃の目立て(研磨)とチェンの張り調整のご依頼を頂きました。刃はだいぶん摩耗しておりチェンもユルユルでした。目立てを終え、試し切りをさせて頂こうとエンジンを始動、チェンからオイルが出るか確認してみると、あれっ出ない。

正常な状態なら、エンジンを回転させれば下の写真の様にチェンオイルが吐出された事が分かります。やや見えにくいですが、バーの下の紙が濡れている事が分かるかと思います。切る木材の上で良いので、作業をする一番最初にはチェンオイルのタンクの量と共に、刃の先からオイルが出ているか確認をお願いします。

オートオイラー6

刃へオイルが供給されない状態で作業を行いますと、チェンとバーの潤滑が出来ていない状態ですので、摩擦が大きくなり刃とバーが焼き付きを起こしてしまいます。この機体に付いていた刃もかなり傷んでおりました。かなり無理をして作業をされていた事と思います。

さて、修理です。何処がネックになっているのか調べます。先ずはチェンオイルのタンク内の汚れやフィルターの目詰まりを見ます。大丈夫そうです。となると、チェンオイルのポンプ回りを見る必要が有ります。クラッチとスプロケットの裏側にポンプはついおりますので、バーとチェンを外し、クラッチとスプロケット(下の写真のバネが3個付いた円状の物が遠心クラッチ)も取り外します。(クラッチは基本逆ネジです。また専用工具が無いと取り外し困難です。)

オートオイラー2

クラッチとスプロケットを取り外した後が下の写真です。タンクからのホース・オイルポンプ・オイルを吐出するホースが完全に見えるようになりました。青丸⇒赤丸⇒黄丸という順にオイルは流れて行きますので、これの何処かで不具合を起こしている事になります。

オートオイラー7
チェンオイルの供給経路

青丸と黄丸のホースが破れていたり、ゴミ(木屑など)が詰まっていてオイルの供給を阻んでいる事も有りますが今回は大丈夫でした。

オイルポンプには下の写真のウォームギアという部品が取り付けられています。エンジンを回転させると、スプロケットと一緒にこのウォームギアも回ります。ウォームギアは写真の通り綺麗で問題有りません。となると残すはオイルポンプ本体です。

オートオイラー5

ウォームギアがオイルポンプのギア(下の写真)を回転させる事でオイルが供給されます。オイルポンプのギアを手で回すとオイルは出てきました。ポンプ本体は大丈夫そうです。

オートオイラー4

じゃぁ何処がネックなのだ?と首を傾げなが再度チェックすると、オイルポンプのギアの一部が摩耗しておりました。下の写真の部分です。全体では無く、一部だけがすり減っていたので直ぐに気が付きませんでした。

オートオイラー3

この機種のウォームギアは金属で出来ていて、オイルポンプ側はゴム製でした。機種によってはウォームギアもゴムやプラスチック素材で出来ていて、ウォームギア側が劣化する事も良く有ります。

オイルポンプ側のギアがすり減っていたせいでポンプが動作しなかった様です。原因が特定できましたので、お客様に報告し、オイルポンプを注文させて頂きました。(ポンプの部品代が3、600円。別途送料、+工賃を頂きます。)

新品のオイルポンプをセットし、ウォームギア・スプロケット・クラッチを取り付けてエンジンを起こしますと、正常にオイルが出てきました。

オートオイラー1

ピントが合わずぼけていますが、オイルがだらだら出てきていますね。

ここから出たチェンオイルがチェンへと伝わり、バーとの摩擦を減らしてくれるお蔭で、カッティング作業が円滑に行われます。

オイル切れや不具合によりチェンオイルが供給されないまま作業をしますと、チェンの損傷、バーの損傷、スプロケットの摩耗へと繋がります。また負荷が増大する事によりエンジンへの負担増(引いてはエンジンの焼き付き)という事態も起こす可能性も有ります。切断前にはエンジンを回転させ、チェンからオイルが出ているか確認する癖を付けましょう。

田植機の出張修理

投稿日: 更新日:

田植え機の「苗のせ台」が動かなくなったとのご依頼で出張修理に伺いました。

苗のせ台とは、写真の一番右の部分です。この部分は油圧で昇降するようになっています。移動する時は上げ、田植作業時は適度な高さに下げ、保管時は一番下迄下げます。

写真 2018-06-17 7 56 14

田植中に動かなくなったとの事。苗のせ台が一番下迄下がっていると移動が困難です。
水田の中での作業では泥んこになりますので、なんとか脇道に出してから作業を行いました。

油圧ベルトがかなり摩耗していましたので交換作業を。
と、簡単そうですが、このベルトに辿り着くのが大変です。本体のカバーを取り、走行ベルトを回すプーリーを取らなくては目的のベルトへ辿り着けません。
現場に特殊工具を持参していなく一度自宅へ帰るなど、悪銭苦闘しながら交換を終え、ミッションオイルを補給。問題無く昇降する様になりました。

一口に田植え機と言っても、メーカーや機種により勝手が違いますから、ちょっとした所で躓くとあっという間に時間が過ぎてしまいます。

なんとか無事に作業終えてほっとしました。
田植作業を快適に完了して頂けると良いのですが。

見帰りの滝(ライトアップ)

投稿日:

わが町、相知町の一番の名勝です。

現在、あじさい祭りがおこなわれており、夜間はライトアップもされています。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

昨日、一昨日と(2018/6/15現在)蛍もけっこう飛んでおりました。
夜間に訪れるとまた違った風情が有ります。

もう見飽きた!という地元の方も、新たな発見があるかも知れません。

草刈機用安定板(ジズライザー)

投稿日: 更新日:

今回は草刈機の刃を固定するジズライザーのご紹介です。
下の写真の丸く赤い部分ですね。他の色だったり、金属の金具の場合も有ります。

刃を草刈機へ固定する重要なパーツです。刃を地面スレスレに這わせて作業する時に無くてはならない器具です。

ジズ2

この器具が、かなり摩耗している事が多いです。

比較写真を撮ってみました。
ジズ3

真ん中の「交換時期」という物には、3か所穴が開いています。この穴が見えると交換時期です。それを知らずに使い続けると一番右の様になります。かなり酷いです。

この状態で使うと、ギアケース、受け金具、締め付けボルト等に悪影響を与えてしまいます。
ひいては本体にも影響を与えかねません。

一番酷い状態の物を取り付けると、下の様になります。
普通、締め付けボルトの頭は、安定板のカップの中に納まっているのですが、はみ出しています。この状態で草刈り作業を行い続けると、締め付けボルトまで摩耗してしまいます。写真のボルトも頭が丸まっていますね。これ以上摩耗してしまうとスパナ等での取り外しが困難になってしまいます。
ジズ1

このジズライザーは消耗品です。当店では一個1,000円(税込)で販売しておりますし、お近くのホームセンターやネットでも購入できます。

刃の交換が出来る方で有れば、ご自分で交換可能です。説明書を良く読み、交換時期を守って安全かつ快適な草刈り作業を行いましょう!

草刈機の回転数が上がらない(ストレーナー汚れ)

投稿日: 更新日:

以前投稿した、草刈機の排気口詰まりの記事が良く読まれています。
草刈りシーズン真っただ中で、草刈機(刈払機)のちょっとしたトラブル・故障が多くなって来た事がうかがえます。実際我が社にも多数の機体が運ばれてきております。

お客様からの症状を聞き、おおよその原因をイメージしながら診断を開始しますが、燃料系統のチェックで一番最初に見るのが、今回ご紹介するストレーナーという部品です。

メーカーや人によって様々な呼称が有ります。
直感的に分かりやすいのが「フューエルフィルター」「フューエルストレーナー」「燃料フィルター」という呼び方だと思います。その他、ピックアップボディーなんて呼ぶメーカーも有ります。

燃料タンク内の混合燃料を本体(キャブレター)が吸い上げる際にゴミや埃などを濾過する装置なので「ストレーナー」と呼ぶのが私ははなんとなく好きです。

さて、ストレーナーの点検方法です。

ストレーナーは燃料タンクの中に納まっていますので、燃料キャップを開けます。名称未設定-1

燃料タンクの奥に納まっていますので、下の様な引っ掛ける器具を使って取り出します。太めの針金などを曲げて作れば良いと思います。名称未設定-2

給油口から棒を突っ込み、燃料ホースに棒の曲がっている所を引っ掛けて、ストレーナーを引き出します。くれぐれも燃料ホースを傷つけないように気を付けましょう。機種によってはストレーナーが大きくて取り出し難かったり、そもそも下の様に長い燃料ホースの先に取り付けてないタイプの物も有りますのでご注意下さい。※下の写真のストレーナーは新品に交換済みです。名称未設定-3

無事に給油口から取り出せたら色を見てみます。
使用済みのストレーナーと新品を並べてみました。色の違いが一目瞭然かと思います。名称未設定-4

左側3個は明らかに汚れが酷いです。ストレーナーさんのお陰でキャブレター(気化器)やエンジン内部が綺麗に保たれている事が良く分かるかと思います。

多少の汚れで有れば、コンプレッサーでエアを吹き付け清掃し再度使用しますが、この写真くらい酷いと、消耗品と割り切って新品と交換させて頂きます。

実際に写真の左から2番目の真っ黒なストレーナーが付いていた機体は、エンジンは始動するが、アクセルをOnにしても全く回転数が上がらないという症状で運ばれてきましたが、ストレーナーを交換しただけで気持ち良く吹け上がってくれました。ストレーナーが目詰まりし、燃料を吸い上げきれなくなっていたのですね。

ここ迄酷くなる前に交換する事が殆なので、ストレーナーの交換だけで劇的に症状が改善する事は経験上そう多くはありませんので、あらためてストレーナーさんの重要さを実感しました。勿論ストレーナーがこうなるという事は、タンク内部も汚れている可能性が高いので、伏せて清掃をした方が良いです。

簡単に点検できる箇所なので、たまには様子を見てあげて下さい。