マキタ MDE331修理

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マキタさんのエンジンチェンソーMDE331という機種です。
近所にお住まいのお客様の持ち込み品です。
始動性が悪く全体的に調子も良くないとの事でした。

たしかに調子悪いです。燃料系統だと思いキャブレターを分解してみると、メタリングダイヤフラムの劣化が著しい状態でした。キャブレターの洗浄後に新品のダイヤフラムを取り付け組たてました。

するとエンジンは掛かり高速域は気持ちよく吹け上がる様になりました。が、スロー(アクセルオフのアイドリング状態)の調整がうまく行きません。

アクセルオフでも回転数が高くなったりと不安定。低速ノズルをどっちにまわしても反応がいまいち。

燃料ホース、フューエルフィルター類を交換したりと燃料系統を洗いなおしても変わらず。

こうなるとエンジン本体に原因が有る様です。まず疑うのがクラッチ側のエア漏れ。それも大丈夫。

エンジンを分解しようとしたところで明らかな異常がわかりました。本来しっかり固定されいてるハズのシリンダー部とクランク部にぐらつきが見られました。大きい機体の商品なら分かりやすいのですが、このようなトップハンドルのコンパクトなタイプはエンジン部が覆われていて外見から分かり難いです。

エンジンを取り出してシリンダーを固定しているネジを確認すると4本ともかなり緩んでいました。なんとこのネジ、プラスネジなんです。現行の商品は殆どがトルクスか六角のネジでしっかりと締め付けれています。

クランク室を固定しているボルトも同様に緩んでいました。
この付近からの不要な空気がエンジン内に流入していた事がスロー調整が効かない原因だったようです。もちろん全般に影響を及ぼしています。

このネジをトルクス等のネジを流用してしっかり締め付け(ガスケット類は新調)ればおそらく暫くの間は動くとは思いますが、工賃はそれなりに掛かりますし、何年持つかも若干不安です。

家が近くなのでお電話してご来店頂き現状をご説明。修理よりも買い替えをお勧めしました。(本体の価値に対して修理工賃が見合わないという理由から)お客様は直ぐにご納得され新品のMS170をご購入されました。(新品をお買い上げいただいたので工賃は頂きません。。診断・分解にそれなりに時間は掛かっていますが)

MS170ですと2万円+税で購入可能です。「安い」けれど断然仕事能率は上がると思います。
チェンソーは、清掃・目立て(刃の研磨)・チェン交換・修理等メンテナンスが欠かせない道具です。

今後とも長いお付き合いを宜しくお願い致します。

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