小型の歩行型耕運機修理

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KUBOTA TR-6 土の助

タイトルが長くなりました。普通は「管理機」や「テイラー」等の呼び方が有ると思いますが、この機種の型式名には「農用トラクター(歩行用)」と記載されていました。色々な呼び方がありますね。ちなみに、【土の助 】 という名称が付けられておりました。

その土の助君が動かなくなったという事で運ばれてきました。

まずは、プラグ点検から。

プラグの目視チェックと火花が飛んでいるか、専用の器具を使って調べます。問題無く火花は飛びますし、プラグも問題なさそうです。

次に燃料系統のチェックです。

燃料タンク→燃料ホース→燃料コック→キャブレターの順にチェックして行きます。問題無くキャブレターのフロート室迄は燃料が来ていますので、キャブレターの分解洗浄を行います。古い機種の機械はキャブレターの取り付け位置の都合で、取り外し難い事が多いです。レンチが届きづらい。

無事取り外しました。標準的なフロートタイプのキャブレターです。フロート室にドロッとした異物が見受けられました。

全部分解し、キャブコンディショナーを吹き付け暫く放置した後にメインジェットやスロージェット等全ての穴にキャブコンディショナーを吹き付け、詰まりが無いか確認しながら洗浄しました。ニードルバルブやフロートピンも大丈夫でした。エアコンプレッサーで汚れを吹き飛ばした後に再組立て。

これで一発でエンジンが始動してくれました。キャブレター内部のメインジェットが詰まっていたのだと思います。

今まで全く動かなかった機械が勢いよく動いてくれた瞬間は嬉しいものです。と同時にちょっと不思議な気持ちにもなります。エンジンって凄いですね。仕組みは大体わかって来たつもりですが、なんでこんなに正確に動いてくれるんでしょうか(笑)

その後、エアーエレメントの清掃→車体を高圧洗浄機で洗車→エンジンオイル交換→タイヤ空気圧調整→各部注油→動力ベルトチェック→ミッションオイル点検を行いました。(順番はやりやすい物から)特に大きな問題はありませんでした。

キャブレターの分解洗浄だけで元気になってくれた感じですね。
今までの経験からするとこの手の機械が始動しない原因の殆どは燃料系統です。かなり酷い状態の機体でも、燃料タンク内の清掃と燃料ホースの総取り換え、燃料コックの目詰まり除去、キャブレター分解洗浄、これで大体動いてくれることが多いです。

他に多いトラブルが、耕運爪が付いているロータリーのオイルシールが劣化し、ミッションオイルが漏れてくるトラブルですね。エンジン自体のトラブルはそう多くありません。

外見がどんなにボロボロに見えても、意外と簡単にかつ費用も多くかからず動く様になります!今回の土の助君も、部品交換は一切(エンジンオイルのみ)しておりませんので、お安くご返却できると思います。と言っても出張引き取りと実質2hは工数が掛かっておりますのでその分は頂いております。

眠っている機械を蘇らせたい!とお考えの方がいらっしゃいましたらご相談下さいませ。勿論、部品交換等が必要で高い費用が付くようで有れば、ご相談の上修理に入ります。




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