草刈機の回転数が上がらない(ストレーナー汚れ)

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以前投稿した、草刈機の排気口詰まりの記事が良く読まれています。
草刈りシーズン真っただ中で、草刈機(刈払機)のちょっとしたトラブル・故障が多くなって来た事がうかがえます。実際我が社にも多数の機体が運ばれてきております。

お客様からの症状を聞き、おおよその原因をイメージしながら診断を開始しますが、燃料系統のチェックで一番最初に見るのが、今回ご紹介するストレーナーという部品です。

メーカーや人によって様々な呼称が有ります。
直感的に分かりやすいのが「フューエルフィルター」「フューエルストレーナー」「燃料フィルター」という呼び方だと思います。その他、ピックアップボディーなんて呼ぶメーカーも有ります。

燃料タンク内の混合燃料を本体(キャブレター)が吸い上げる際にゴミや埃などを濾過する装置なので「ストレーナー」と呼ぶのが私ははなんとなく好きです。

さて、ストレーナーの点検方法です。

ストレーナーは燃料タンクの中に納まっていますので、燃料キャップを開けます。名称未設定-1

燃料タンクの奥に納まっていますので、下の様な引っ掛ける器具を使って取り出します。太めの針金などを曲げて作れば良いと思います。名称未設定-2

給油口から棒を突っ込み、燃料ホースに棒の曲がっている所を引っ掛けて、ストレーナーを引き出します。くれぐれも燃料ホースを傷つけないように気を付けましょう。機種によってはストレーナーが大きくて取り出し難かったり、そもそも下の様に長い燃料ホースの先に取り付けてないタイプの物も有りますのでご注意下さい。※下の写真のストレーナーは新品に交換済みです。名称未設定-3

無事に給油口から取り出せたら色を見てみます。
使用済みのストレーナーと新品を並べてみました。色の違いが一目瞭然かと思います。名称未設定-4

左側3個は明らかに汚れが酷いです。ストレーナーさんのお陰でキャブレター(気化器)やエンジン内部が綺麗に保たれている事が良く分かるかと思います。

多少の汚れで有れば、コンプレッサーでエアを吹き付け清掃し再度使用しますが、この写真くらい酷いと、消耗品と割り切って新品と交換させて頂きます。

実際に写真の左から2番目の真っ黒なストレーナーが付いていた機体は、エンジンは始動するが、アクセルをOnにしても全く回転数が上がらないという症状で運ばれてきましたが、ストレーナーを交換しただけで気持ち良く吹け上がってくれました。ストレーナーが目詰まりし、燃料を吸い上げきれなくなっていたのですね。

ここ迄酷くなる前に交換する事が殆なので、ストレーナーの交換だけで劇的に症状が改善する事は経験上そう多くはありませんので、あらためてストレーナーさんの重要さを実感しました。勿論ストレーナーがこうなるという事は、タンク内部も汚れている可能性が高いので、伏せて清掃をした方が良いです。

簡単に点検できる箇所なので、たまには様子を見てあげて下さい。

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