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スチールショップ
STIHL_SHOPになったのが2022年03月でしたのでほぼ一年が過ぎました。
もちろん、それ以前よりSTIHL製品は販売しておりました。私が小さいころから父は頑張って販売・修理をいしていたので、軽く40年以上にはなるでしょう。父に何故STIHLに目を付けたのかを問うても曖昧な回答しか返ってきませんが、佐賀県の中ではSTIHL社の製品拡充に貢献してきた!といつも自慢してます(笑)
STIHL_SHOPへの加盟は以前よりお誘いがあったようなのですが、店舗の構造上の問題や、初期投資(什器や棚、製品ラインナップの充実=在庫)を考えて見送っていましたが、昨年店舗を改装するにあたってSTIHL_SHOPへの加盟を決断しました。
お陰様でこの一年、新しい層・新しいエリアからのお客様にご来店頂けるようになりました。今迄は殆ど販売実績が無いようなプロ機も少しずつですが購入頂けるようになってきました。
STIHL_SHOPに加盟したメリットを実感しております。
STIHL社はSHOPのバックアップ体制が素晴らしいと感じております。STIHL_SHOPに加盟してさらにそう感じました。対面販売を重視した販売戦略、加盟店のレベルを一定以上に保つためのフォロー等、他メーカーとは一線を画していると私は思います。
ブランド価値を高める取り組みもしっかりされています。SHOPのモチベーションを高めるような心憎い気配りも有ります。SHOPに加盟して頂けた、プレートと時計です。

クリスマスにはクリスマスカードにお菓子と非売品等も送ってくれます。
ちょっとした事ですがやはり嬉しいものです。
もちろん物に釣られているわけではなく、STIHL製品を取り扱う一番の動機は製品のクオリティーです。完成品のレベルの高さやカッコ良さもそうですし、トラブルが有った場合のアフターのしやすさがSTIHL_SHOPへ加盟した一番の理由です。
今後も、お客様の声に耳を傾け、より良い製品をお届けできるように頑張りたいと思います。
チェンソーは清掃が大事です
林業に携わる方の必須アイテムは当然チェンソーです。このチェンソーの扱い方も会社様によって考え方は様々。定期的に清掃・メンテナンスをされているところもあれば全く無関心な会社様も。
以下の写真は同じ事業体から修理を依頼された機体です。
かなり汚れています。

下の写真は、いきなりスタータロープが引けなくなった!とお持ちに頂きました。スターターロープのカバーを開け清掃していくと異物がフライホール上部に噛みこんでいました。まぁ汚れが酷いです。

当然エアーフィルターの掃除もやっておられる気配があまり有りません。
どうせ使う度に汚れるんだから・・・と清掃を行っていると外観だけでは無く内部にも良くない事がおきます。
当然エアフィルターも汚れたままですから、エンジンの内部も汚れます。
フライホイールのフィンで風を起こしてキャブレター部へと空気を送っていますが、この通路が汚れていると空気も汚れがちですよね。スターターハウジングがメッシュ状になっているのは空気を取り込むためです。スタータハウジング、フライホイールの周辺、フライホイール部からキャブレター部への通気口等、空気が流れる通り道も掃除してあげた方が良いです。
防護ズボンって凄いですねぇ
チェンソーのチェンが回らないとの事で朝一ご来店。ガラス繊維の様な物がチェーンを回すスプロケット周りに噛みこんでいました。

お話を聞いてみると従業員さんがチャップス(防護ズボン)に回転中の刃を当ててしまったみたいだとの事。なるほど防護服のガラス繊維が噛みこんだ結果だった様です。

かなりの量が噛みこんでいますので相当な勢いで脚部に回転中のチェンが接触したのだと思われます。

ニードルベアリングも破損していました。社長様は「軽く当たっただけと聞いたけどなぁー」 とおっしゃいますが、がっつりだと思われます。防護ズボンを履いていなければ相当怪我を負われていた事でしょう。防護ズボンって凄いですね。防護ズボンの機能や防御する仕組みについてはモンベルさんの動画等をYoutubeでご覧になると分かりやすいと思います。
MS 241 C-M 初期不良
スチールさんのエンジンチェンソー MS 241 C-M を2022年7月に購入頂いたお客様から「スロットルを握ったら回転が上がらずにエンジンが停止する」との事。「買ったのは去年だけど、下したのは昨日(2023年1月中旬)が初めてなんだよぉ。優しくアクセルを握ると回ったりすることがあるんだけど、コンピューター制御って易しく扱わないと駄目なのかなぁ?」と悲しげにおっしゃいます。。いやいやそんな事無いですよ!と私もエンジンを掛けてみると、おっしゃる通りでアクセルを握るとエンジンが止まります💦
お預かりして点検する事に。
先ずは混合燃料を疑ってみます。弊社で作成しているHPウルトラ使用の混合燃料へと入れ替えてみました。すると吹けふけあがりました!あれ、これ燃料が劣化していたとのかなぁ?と思いましたが、暫く経ってからエンジンを掛けてみると また同じ症状です。。。困った。良い時もあれば悪い時もある。一番判断が難しかったりします。人間ならそういう時もあるのでしょうが。
ほぼ新品だしキャブしか考えられないだろう!と判断し直ぐにキャブレターを取り寄せました。
キャブが到着したので交換作業を行いますが、キャブレターを取り外したら直ぐに別の個所に異常を発見。なんとインテークマニフォールドが変です。マニフォールドとはエンジンとキャブレターを繋ぐ重要な役割をする部品です。
※交換後の様子。右が正常左の指で持っている部品が不良です。

エンジンの圧をキャブレターへと伝えるインパルス部がグニャと変形しています。恐らく工場で組み上げた人のミスでしょう。初期不良でこういうケースは私は初めて見ましたが、稀に有るようです。ここの組み上げは比較的難しいというかコツが必要な個所なのでミスは起こり得ます がちょっとお粗末な感じですね💦
このインテークの形状を見ると、クランクケースの圧がキャブレターに伝わっていなかったのだと思います。圧が伝わらないと キャブレターのポンプ機能が正常に働かないため 燃料の供給が追い付きません。この為スロットルを握るとエンジン停止したのだと思います。(たまに伝わる時もあったのでしょうね。もしくはキャブとインテーク部に隙間が出来ていたとか)
お粗末と言えば私もお粗末でした。まずはキャブレターを取り外して目視点検さえしていれば、キャブレターの返品手続きやら部品の再手配やらいらぬ日数を掛けずに済んだのに。新品だからという先入観が邪魔しました。
インテークの交換で無事快調な MS241C-M へと復活しましたが、お客様には大変ご迷惑をお掛け致しました。
製品の信頼性を高める努力は絶えず続けられていますが 100%にはなりません。どうしても初期不良は起こり得ます。そうなった時にどういう対応を販売店とメーカーがしてくれるのか。製品の信頼性と共に大事な部分ですね。
スチールさんはその体制もしっかり整っているメーカーだと思います。部品の提供や技術スタッフのサポート、営業さんの対応等。
私も販売店として技術力向上に努めたいと思います。
店舗玄関に薪棚
お店の雰囲気にアウトドア感を出したくって 薪棚を設置したいと考えていました。
良いクヌギが出に入ったので 重い腰を上げて 薪棚をDIY はやめて市販のラックを購入して設置しました。

DIYでしっかりした棚を作ろうとするといがいとお金かかりますしね。資材が高騰しているし 時間も掛かります。
ネットを物色していたら とてもお洒落でシンプルで格安な物を発見。早速注文しました。

予想以上に並べられるしなかなかカッコ良いですよね!?これで8k程です。
薪の両脇に丸太とチェンソーと斧でも配置すればもっと雰囲気でますかね。

ちなみに 今のところ薪販売はしておりません💦
もし薪やスウェーデントーチをご希望の方はこそっとご要望下さい。多少はお譲り可能です。
ハスクバーナ353を346XPのピストンシリンダへ
生産中止になってしまいましたハスクバーナの346XP(50ccクラスのプロ機)ですが いまだに好まれる林業従事者の方は多いです。金額はかかっても良いから 状態の良い中古品は無いのか? というお問い合わせを頂く事が 時折あります。
状態が良い中古品は皆さんが探し回ってらっしゃっていて なかなか見つかりません。
そこでご提案させて頂くのが 353という機体です。カタログではロバストソーというカテゴリに分類されており プロ機の廉価版として 価格を抑えて発売されております。

この353と346XPの違いは ほぼ ピストンシリンダーの違いといって良いです。※クラッチカバーの色とスタータロープの一部に部品番号の違いが有ると思いますが その他の主要部品の部品番号は全て同じです。
つまり 353のピストンシリンダーを346XP用に換装すればほぼ346 XPです。
先日も353のシリンダーピストンを346XP用に換装した機体を納めさせて頂きました。
すると そのお客様から 現場で使ったら良かったので もう一台欲しいとのご依頼が。
基本的に353が10万程、346XPのピストンシリンダーKITが定価で5万程します。これに工賃を頂きますのでそれなりの金額になってしまいます。(この金額から割引はさせて頂きますが全部で15近くにはなります)
そこで私の方から サブ機としてなら 353 をオリジナルのまま使ってみませんか?というご提案をしました。353 と 346XP にそこまで違いが有るのか 木を切るプロの声を聞いて見たかった事も有ります。
353の方が排気量は1ccほど大きいのでパワー的にはどうなんだろう?という興味も有りました。
結果 353を納品させて頂いた2日後に『金は掛かっても良いから346XP用のピストンシリンダーにかえてくれ!』というお電話が。玉切りしているくらいならあまり分からないが 伐倒してみるとやはり違うと。吹け上がり方や最後の伸び等も比べると違うと。

ピストンの形状は353の直径がわずかに大きい程度で同じです。(写真上、左が346XP / 右が353)
違いはシリンダーの形状にあります。

左が 346XP用 / 右が 353用 のシリンダーです。掃気ポートの作り方が違います。

プロ機の346XPのシリンダーは一体成型型ですが 353は掃気ポートをパーツで塞いで有ります。クランク室から燃焼室へ混合気体を送る通路が違うだけでこんなにも エンジンのレスポンスや 高回転の伸びが違うんでんすね。
掃気ポートの形状の工夫で 燃焼効率も変わってくるのだと思います。
良い勉強になりました。
353を346XPに交換してくれるお店は探せば有るとは思います。
ただ 各販売店により 価格はけっこう違ってくると思います。私の店は決して安いとは言えないかも。ただ責任を持ってアフターサービス含め頑張らせて頂きます。
HALDER ショックレスハンマー
ハルダーのハンマーを取り扱っておりますが、ヒッコリー柄のタイプしか在庫しておりませんでした。
色々と要望が有りましたので、グラスファイバータイプとスチールタイプの製品も増やしてみました。

下の写真を見て頂けると分かりますが、それなりのお値段します。

何が普通のハンマーと違うのでしょうか?
【ショックレス(無反動)ハンマー】
ホームセンター等にも安いタイプのショックレスハンマーはおいてありますよね。
ただ使ってみればわかるこの性能。
私のお店のお客様では林業の現場で伐倒時にクサビ(矢)を打ち込む時に使用されています。
打撃力が違います、インパクト時の跳ね返りが少ないです。
ヘッドの力がスコーンと矢に伝わる感じでしょうか。
一本使ってみてリピートされる会社様も有ります。
ヒッコリー柄の50タイプなら私も所持しておりますので、試打可能です!
是非店頭で握ってみてください。
相知町防災フェスタ2022開催しました
2022/11/27に相知町防災フェスタを開催致しました。当店もちょっとした物販や、薪割、スウェーデントーチ作りで参加させて頂きました。マキタ佐賀営業所さんにも協力頂き、バッテリー製品の実演会も行いました。

コロナ前迄は「こんねこんね祭」という唐津市にバックアップして頂く形の町民際をやっていたのですが、コロナで一時中止→大人の事情で再開できないという事態になりましたが 『これじゃいかん!』という熱い気持ちの発起人の方の呼びかけに 有志が集まり手作りで 本イベントを開催する事となりました。
キャンプの知識を防災に約立てよう というキーワードをもとに 10名のキャンパーさんが前日よりキャンプをされ 色々なアイテムやキャンプスタイルを紹介されました。下の方はバイクでの参加。これだけコンパクトにまとめてキャンプされています。私なんかキャンプする時は動画 軽トラックの荷台一杯になりますからね。

婦人部の皆さんでは 大釜での獅子鍋作りをされ 振舞っていただきました。
消防署の方もこられれ消火器の使い方等の指導もされていたようです。私は自分のブースが忙しくて見学出来ませんでしたが こういう体験会は非常に役に立つでしょうね。
そのほか ボーイスカウトの皆さんが 火起こし体験会等も催されていまして お子様たちは興味深々

私のブースでは 薪割・スウェーデントーチは大変人気でした。

ブロワーが子供達には大人気。
スチールさんのノベルティーグッズのサッカーボールをセットして上え向かって飛ばす遊びは 大変喜んでくれました。ブロワーの本来の使い方ってこれが正しいのでは?(笑)

色々な方とお話が出来て 大変有意義な一日でした。
なにしろ自主イベントなためお金が掛けられません。
実行委員長の行動力と実行力、それに応えてボランティアでこのイベントを支えて下さった方たちのお力添はとても力強かったです。
人口7千前後の小さな町ですが まだまだパワーを秘めています!

相知町防災フェスタ
2022/11/27(日)にわが町でイベントを行います。
その名も相知町防災フェスタ

キャンプを通じて防災を考えようというのがテーマです。
当店も参加します。商品展示と薪割・スウェーデントーチ作り等を担当します。
また、マキタ佐賀営業所さんにも協力を頂き、マキタ製品の展示・体験会も行います。
初めての開催で、手作りのイベントですのでどういう感じになるのかは分からない面も有りますが、お近くの方は是非のぞきに来てください!
相知くんち開催
わが町の秋のお祭り(秋季例大祭)の相知くんちが10月15-16で開催されます。
コロナにより2年間中止しておりましたので久々です。

私は羽熊という、大名行列を模した行事に参加します。
この二週間程は毎夜練習を頑張っています。
この羽熊部隊は箱4名、毛槍12名の計16名は最低必要ですが、毎年ギリギリの人数でやっております。どこの地域も一緒だと思いますが、高齢化と後継者新規加入者不足により人手不足です。
『唐津くんち』のように、俺も参加したい!と思えるお祭りは稀ですよね。
こう言っている私も正直参加しなく良いなら参加したくないタイプです(お酒飲みませんし)
ですが、参加する事になった以上は頑張ります。
そいういうわけで人手不足なのですが、なんと今年は3名の新人さんが加入。執行部の勧誘の賜物です。(市役所職員さん等を半ば無理やり)

新人さんが加入すると空気が変わります。みんなで教えあったり、ここはこうやった方がカッコ良い等話している事が楽しくもありとても新鮮です。


本番は立派な羽熊を奉納したいと思います。
ヤッホイ