チェンソーは清掃が大事です
林業に携わる方の必須アイテムは当然チェンソーです。このチェンソーの扱い方も会社様によって考え方は様々。定期的に清掃・メンテナンスをされているところもあれば全く無関心な会社様も。
以下の写真は同じ事業体から修理を依頼された機体です。
かなり汚れています。

下の写真は、いきなりスタータロープが引けなくなった!とお持ちに頂きました。スターターロープのカバーを開け清掃していくと異物がフライホール上部に噛みこんでいました。まぁ汚れが酷いです。

当然エアーフィルターの掃除もやっておられる気配があまり有りません。
どうせ使う度に汚れるんだから・・・と清掃を行っていると外観だけでは無く内部にも良くない事がおきます。
当然エアフィルターも汚れたままですから、エンジンの内部も汚れます。
フライホイールのフィンで風を起こしてキャブレター部へと空気を送っていますが、この通路が汚れていると空気も汚れがちですよね。スターターハウジングがメッシュ状になっているのは空気を取り込むためです。スタータハウジング、フライホイールの周辺、フライホイール部からキャブレター部への通気口等、空気が流れる通り道も掃除してあげた方が良いです。