TS 500 i 修理(カットオフソー)

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スチールさんのTS 500iの修理です。稼働時間50h程で機体は綺麗です。

カットオフソーやコンクリートカッター、昔の方ならパートナーという製品名で読んでいる人もいらっしゃるかもしれませんね。
製品番号の末尾に「i」が付いているのでインジェクションタイプです。燃料供給がキャブレターではなくコンピュータ制御による噴射式になっております。ですのでコントローラーだったりジェネレーター(発電装置)だったり噴射装置等が搭載されております。


こう書くと修理が難しそうですよね。たしかに列挙した装置に不具合が有った場合は、診断機を持っていないと診断が難しい場合が有ります。診断機!そうPCとチェンソーを繋いでチェックする仕組みが有るのです。電気的トラブルの場合はかなりの部分をコンピュータで診断できるんです!凄いですねぇ。まぁSTIHLさんの診断機はなかなかお高いのですが。。という事で本題に入ります。

【症 状】
初爆音はするが、その後全くエンジンが動く気配なし。

【診 断】
エアーフィルターチェック:綺麗でした
プラグ交換と混合燃料入れ替え:症状変わらず
ここからMDG1(診断機)でチェック:エラー無し(ジェネレーター/コントローラー/内部圧力/火花等大丈夫そうです)


マフラーを外し排気口チェック:とても奇麗でした
排気側からのピストン・シリンダーチェック:とても奇麗でした

ちょっと難しい気がしてきたので、STIHL社の技術さんへとお悩み相談しました。
こういう症状でここまでチェックしました、ここからどうアプローチすればよろしいでしょうか?と。

マフラーが塞がってる可能性・オイルポンプ(加圧式)が正常に動作しているか
この二点をまずご指摘頂きました。

マフラーが詰まっている??まさかぁーと、マフラーを外した状態でスタータロープを引くと・・・・
掛かりました💦

写真の右下がマフラーの出口なのですが、分かりずらいですよね。ここに何か詰まっていたようです。カーボンではありませんし、草刈機に良く有る土蜂が巣を作るという感じでもなかったです。なんだったんだろ。。

言い訳になりますが、初爆は有るし、マフラーは見難いし、スタータロープを引いた感じも手応え有るしと、マフラーの詰まりは全く疑いませんでした。。
そもそもチェンソーやカットオフソーではマフラーが詰まるってあまり無い、と思うのですが。。

そういうわけで、電子制御式の機械だからと自らハードルを上げて気合を入れて修理に取り掛かってみても、結局はこんな初歩的なトラブルだったという。分かってみればこんな事か!という事例でしたが、電気的な機構には問題が無いハズという切り分けが出来る出来ないは大きいです。コンピューター化してくると診断機が重要になってきます。それと知識豊富なサポート。いつもお世話になっている技術さんありがとうございました。悩んでいたのが嘘のようです。

こう書くと、電子制御の機械は自分で修理が出来ないから怖いとおっしゃる方も多いですが、電気的なトラブルより従来の機械的トラブルの方が殆どな気がします。つまり普段のメンテナンスと良い混合燃料さえ使えば、コンピュータ制御の製品は素晴らしいと思います!(始動性やパワーなど)

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