蕨野の棚田へ出張修理
前回に続きまたまた蕨野の棚田です。
田植え機での作業、2日間調子よく使っていたのに、この日動かしたら低速時に「パンパンッ」という音がしてエンジンが停止すると、修理のご依頼が入りました。
田んぼの中での作業ですし、現場対応は何かと骨が折れますので、やや緊張しながら現場へ単身向かいました。

症状からみて燃料系統だろうと予測。
燃料コック⇒燃料ホース⇒キャブレターの順番に見て行きました。
幸いにもこの機体はメンテナンス性が非常に良く、田んぼの中でも苦にならず作業が出来ました。
キャブのフロートチャンバーの底に何やら青い液体が沈んでいました。これが原因だ!と思い、キャブ内を清掃し再組立て、始動してみます。
残念ながら低速回転で数秒動かすとエンジンが停止してしまいます。軽くパンパンッという感じの異音後に。
プラグを疑ってみます。プラグが真っ黒でした。

どうも点火ミスを起こしていたようです。
持参していたプラグと交換すると、正常に動作する様になりました。
プラグ交換で済み、ほっとしました。
動作テストを兼ね、実作業を行って頂きました。
その間に動画撮影を。みのる君での田植え風景は見ていて飽きません。
30年程活躍している機体ですが、令和の時代も行けそうなくらい元気です。
前回も書きましたが、蕨野の棚田は大変活気を帯びておりました。
良い季節です。