相知くんち 羽熊

10月21日に相知くんちの「羽熊」という行列に参加しました。
羽熊というのは大名行列を模したもので毛槍や挟箱を持って、相知の宿通りを練り歩きます。詳しくはこちらの唐津市のWebページをご覧ください。
左の写真が、今年の羽熊の風景です。佐賀新聞さんのWeb版よりお借りしました。無断転載ですが私も勝手に撮られている(写真先頭右)事ですし、お許し下さい。
前の4人は箱担当、後ろ8名は毛槍担当です。箱の重量もなかなかですし、毛槍も重量が有りバランスを取りながら行進するのは大変な作業です。箱や毛槍は途中で相方へ渡すのですが、毛槍は投げて渡します。パワーもバランス感覚も必要な作業です。箱担当の私からは神業に見えます。初めて参加しましたが、素晴らしい伝統芸能だと思いました。
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行程を簡単に紹介
AM10時頃。まずは熊野神社で神事とお祓いです。
13時頃迄行列を行います。途中、沿道には料理やお酒を振る舞ってくれるお宅が有ります。マラソンで言う所のエイドステーションの様な感じです。ありがたや。
14時頃には神輿を奉納して、写真撮影をして、羽熊は終了です。
その後10件程のお宅を皆で訪問し各家庭のご馳走やお酒を頂きます。
頂き終わったら、家主さんの前に整列し、羽熊の振り付けと掛け声を披露します。
「イーハーエー、ヤットコマカーセー、ヨーヨイヤーハーノーハー!!ヤッ!!ホイ!!」
家主さんや他のお客様への感謝の意を伝える事と、羽熊部隊自体が縁起物なのでしょう。(正確な由来は分かりません)
鉢盛や稲荷・巻物がメインですが、中にはカレーや瓦そば、鯉こくというお味噌汁などを振る舞って頂けるお宅も。鯉こくは初めて食べたと思いますが、びっくりする美味しさでした。
一応小野家でも料理を振る舞ったのですが、喜んで頂けるような料理を出すって大変ですよね。女性陣の頑張りには頭が下がります。
お酒を全く飲まない&飲めない私にはちょっと辛い面も有りましたが、なんとも非日常的な時間でした。
初めての参加でやや緊張もしていましたが、無事終了して良かったです。
また来年も立派な羽熊が出来るように頑張りたいと思います。ヤッホイ!